出石の地酒として古くより出石町民から愛され続けてきた楽々鶴。出石以外──特に、関東の人が味わえる機会は非常に少ない楽々鶴ですが、そんな中で関東において唯一楽々鶴を提供しているのが東京・飯田橋で営業する居酒屋「和食Dining うお座」さん。
今回はうお座さんにお邪魔して、楽々鶴やお料理を頂くと共に但馬出身のご店主からお話を伺いました。
1.東京の中心で楽々鶴を飲める!「うお座」さん
東京23区の中心にあたる飯田橋に店舗を構える「和食Dining うお座」さん。関東で唯一、出石の地酒である「楽々鶴」味わえるお店です。店舗の場所やメニューなどは、以下のURLをご参照ください。
飯田橋の駅から約5分ほど歩くと、うお座さんの店舗が見えてきます。仕事帰りのサラリーマンが訪れるには絶好の立地です。
お店ののれんは、楽々鶴を製造する出石酒造さんの物。店主の但馬への愛が伝わってきます。
お店の雰囲気は落ち着いていて、会社の同僚との飲み会はもちろん、カップルでの利用にも向いています。
2.豊富な日本酒のメニュー
お店には日本各地の日本酒が用意されており、呑兵衛には堪らないラインアップ。
早速、お目当ての楽々鶴を注文。出石でいつも飲んでいる楽々鶴ですが、東京で注文するとまた違った雰囲気に見えるので不思議なものですね。
つゆの濃度が絶妙な、そうめんのお通しと一緒に頂きました。
一緒に注文したお魚料理との相性も抜群
3.但馬出身者が東京で集まれる場所
うお座さんの店主は出石と同じ但馬の街、和田山出身の奥 達雄さん。とても気さくな方で、お店で提供している料理や日本酒の説明を丁寧にしてくださいました。
出石のガイドマップ「出石手帳」も置いてくださっています。1人でも多くの方が出石に興味を持っていただければ嬉しいですね。
奥店長おすすめの山形の日本酒「令和風月」と「たてにゃん」もいただきました。酒田市の酒造会社、楯の川酒造のイメージキャラクターのラベルがかわいらしい「たてにゃん」は見た目に反して切れ味鋭い辛口のお酒で非常に飲みごたえがあります。
数多くの日本酒とおいしいお料理でお客さんの心を虜にする、うお座さん。但馬や出石出身の東京在住者による懇親会も定期的に開催されているそう。
「いずれは、但馬の料理も提供出来たら」と、今後の展望も語ってくださいました。