有子山城跡
標高321mに遺された戦国時代の山城
本丸まで登りきると、出石を遥か遠くまで見晴らせる絶景パノラマが味わえます。
有子山城は天正2年(1574年)、山名祐豊(やまなすけとよ)によって標高321mの急峻な有子山に築かれたお城です。
山名氏が本拠としていた此隅山城が織田軍の羽柴秀吉に攻められ落城した為、新たに有子山に城を築き守りを固めました。
しかし天正8年(1580年)、秀吉の弟 秀長の攻撃を受けて有子山城は落城、山名氏も滅ぼされました。
その後は秀吉の家臣らが城主を務めましたが、慶長9年(1604年)に小出氏により山麓に出石城が築かれると、
山頂の有子山城は廃城となりました。現在は、遺構として主郭や階段状に残る曲輪を見ることができます。
有子山城跡に通じる道は、本格的な山道。山頂まで約1時間、迫力ある石垣や堀切を鑑賞しつつ、
戦国時代の山城の険しさを体感しながら登ります。
ぜひ本丸まで登りきって、出石を遥か遠くまで見晴らせる絶景パノラマを味わってください。
■ 入館料
無料
■ 営業時間
24時間
■ 休館日
年中無休
■ 住所
〒668-0213 兵庫県豊岡市出石町伊木1
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