出石神社
但馬開発の祖神を祀る山陰有数の大社
1300年以上前に編纂された日本最古の歴史書「古事記」「日本書紀」にも名を連ねる山陰有数の大社です。
但馬国一の宮に位置づけられ、ご祭神は天日槍(あめのひぼこ)。
天日槍は、但馬開発の祖神とされる神様です。
新羅の国の王子して生まれた天日槍は、妻を追って日本に渡来し、
そのまま但馬国に留まり土地を拓いたと伝承されています。
出石神社には、天日槍が日本に渡るときに携えたという八種の宝がともに祀られています。
出石神社では毎年5月5日、その年に生まれた男児の健やかな成長を願う節句行事「幟まわし」が行われます。
揃いの衣装をまとった宮内少年会の子供らが、竹ぼらの音に合わせて様々な絵柄ののぼりを立てまわします。
天日槍が泥水の底にあった但馬地方の干拓に成功し、大きなのぼりを立てて宮内に帰還したときの
道中姿を模したものだと伝えられる、出石ならではの勇壮なお祭りです。
本殿側面の彫りなど境内をゆっくりご覧いただけます。出石にお越しの際は、但馬国一の宮にぜひご参拝ください。
長尾 家典さん (宮司)
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