明治20年に竣工された、木造2階建てのレトロな洋館。かつては役所として使用されていましたが、現在は博物館に。館内には、出石の近世の歴史が展示されています。

臨済宗のお寺で、再興した後に住職を務めていた沢庵和尚にちなんで、別名「沢庵寺」とも呼ばれています。多数の和歌や書が残されている他、沢庵漬けの発祥とも言われており、多くの寺社仏閣が点在する出石の中でも大きな歴史的意義を持つ寺といえるでしょう。なお、たくあん漬けは「いずし観光センター」でも販売していますので、おみやげにいかがでしょうか。

1708年（宝永5年）創業の老舗の蔵元、出石酒造。江戸時代に建てられたという酒蔵の赤い土壁は必見です。建物内では気軽に名酒・「楽々鶴」の試飲もできます。また、蔵内では定期的に、音楽とお酒を楽しめる「酒蔵コンサート」が開催されています。

まるでタイムスリップしたかのような感覚に陥る、出石の風情を感じられる通りです。かつては商売の中心地となっていました。